
講座「アントロポゾフィー医学と出会う〜自己発見とセルフケアのヒント」
講師:塚原 美穂子先生(精神科医・アントロポゾフィー医学認定医)を迎えての
ひびきの村ミカエルカレッジNAA特別企画
難しそうに感じられるアントロポゾフィー医学ですが、実は私たちの日常的な感覚に寄り添った、自己発見やセルフケアの意識を高めてくれる、興味深い医療です。本講座では、アントロポゾフィー医学の基本的な考え方を通して、現代社会を生きる私たちが心と体を健やかに保つためのヒントをお伝えします。
【講義の目的】
アントロポゾフィーの創始者であるルドルフ・シュタイナーは、「医学は自己教育である」と言いました。この講座では、アントロポゾフィー医学のエッセンスに触れることで、ご自身の体や心と向き合い、内なる知恵を育むきっかけを見つけていただきたいと思います。
【講座内容】
- アントロポゾフィー医学について: 現代医学とは異なる、人智学に基づいたユニークな医学観をご紹介します。
- 病気の2つの極について: 人間の病気を考える上で重要な、「硬化」と「炎症」という二つの極について解説します。
- 体の機能的3分節: 私たちの体を「神経・感覚系」「律動系」「代謝・四肢系」という3つのシステムに分けて考察します。
- 4元素と4つの体: 地、水、火、風という4つの元素と、人間が持つ4つの体の関係性を学び、人間と宇宙の深い呼応について考えます。
- 7年ごとの人間の発達について: 7年周期で変化する人間の発達段階を学び、人生の節目における心身の変化を理解します。
- アントロポゾフィー的に見た精神医学: 精神科医の視点から、うつや不安といった現代の精神的な悩みをアントロポゾフィー医学の視点で読み解きます。
- 発達障害の2つの極(関心があれば): ご参加の方の関心に応じて、発達障害をアントロポゾフィー医学の観点から捉えるユニークな視点もご紹介します。
- 現代的な病の傾向: 現代社会に蔓延する病気の傾向とその背景にあるものについて考察します。
塚原 美穂子先【講師プロフィール】
精神科医として、精神科病院や企業、福祉事業所などで勤務。2006年からアントロポゾフィー医学国際ゼミナールに参加し、2016年にアントロポゾフィー医学認定医を取得しました。アントロポゾフィーの観点から見たメンタルヘルスの実践を目指し、日々活動しています。
日時: 2025年10月27日28日
場所: NPO法人人智学共同体「ひびきの村」
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